高山日赤病院

一昨日、岐阜県高山市にある高山日赤病院へ出張手術に行ってきました。京都からは車で3時間30分くらいかかります。病院は結構年季が入った建物でした。脳性麻痺のお子さんの股関節脱臼の手術を行いました。小児整形外科医が1名しかおられないので、骨盤骨切り術がなかなか導入できなかったそうです。こういう機会が増えて、日本全国で同じレベルの小児整形外科医療が受けられるようになるといいなと思います。

ちょうど春の高山祭が行われていました。本来なら多くの屋台が街を移動したり、お囃子が聞こえたり、賑やかなお祭りだそうです。今年は新型コロナウィルス感染症の影響で写真のように屋台を披露するだけとなり、街の皆さんも寂しい思いをされているでしょう。観光客はほとんどいませんでしたので、少し散策して帰りました。全国的に新型コロナウィルス感染者が増えていますので、改めて感染防止を心がけたいと思います。

ルーヴル美術館

ネットニュースを見ていたら、ルーヴル美術館がホームページでかなりたくさんの作品を公開し、ダウンロードもできるという記事を見つけました。行ったことがないので早速覗いてみましたが、48万以上の作品が公開されているようで、とんでもなく時間がかかりそうです。少しずつ時間を見つけて鑑賞したいと思います。

検索サイトで『ルーブル美術館』でも『ルーヴル美術館』でも検索すると公式ホームページが見つかります。英語、フランス語、中国語でしか表示されません。上から2行目のEXPLOREという文字をクリックすると、次のページに移行します。

The palace The gardens Collections Visitor trailsと並んでいる文字のCollectionsを押すと、画面の下の方に誘導されます。

そこにあるSee the collections databaseという文字をクリックすると作品を検索するページに移動できます。Search the collectionsと書いてあるところに作品名を入力したり、下の方のEXPLORE THE COLLECTIONSの中から好きな分野を選んだりすれば、作品が見つかります。

とはいえ、簡単に検索できません。。。検索サイトで有名な作品を調べてみると色々見つかります。

ミロのヴィーナス Venus de Milo

サモトラケのニケ Victoire de Samothrace

ハンムラビ法典 Code de Hammurabi, roi de Babylone

モナ・リザ(デル・ジョコンドの肖像) Portrait de Lisa Gherardini

カナの婚礼 Les Noces de Cana

ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠 Sacre de lempereur Napoleon ler et couronnement de l’impératrice Josephine dans la cathédrale Notre-Dame de Paris

レースを編む女 La Dentelliere

この辺りは超有名作品だそうです。今日は難しい股関節の手術を執刀しましたが、イメージ通りスムーズに終えることができました。余裕があったので、息抜きの書き込みをしてみました。そろそろ小児整形外科に関する記事も充実させないと。。。

パープルデー

3月26日はパープルデーです!私も最近知りましたが、てんかんのことを多くの人に知ってもらうための日です。

カナダ在住の9歳の女の子が『世界中の人にてんかんについてもっとよく知ってほしい』という思いから創設されたイベントです。パープルデーという名前は、その女の子が好きなラベンダーの色に由来しているそうです。100人に1人がてんかんという病気を持ちますが、継続的に薬を内服しないといけない方や治療をしても発作を繰り返す方もおられます。新型コロナウィルス感染症の影響でイベントは縮小されていますが、オンラインでもてんかんのことをわかりやすく説明しているイベントサイトがありますので、この機会にてんかんのことを知ってください。

ボバース記念病院でも今日は全職員が紫色のマスクで勤務しています。ピンクのシャツを着てきてしまい、『シャツも紫やろ!』とつっこまれてしまいました。

あけましておめでとうございます!

皆さま、あけましておめでとうございます!

ボバース記念病院小児整形外科は無事に令和元年を終えることができました。遠方から来られている患者さんも多く、ご家族の献身的なサポートに心から感謝しております。

例年通り、平安神宮に初詣に行ってきました。実は、大豊神社にも行こうとしたのですが、狛犬ならぬ狛ネズミがいるとあって、長蛇の列ができており、お詣りを断念しました、、、観光客の少ない時期に行ってみます。

今年もボバース記念病院小児整形外科では、小児神経科、リハビリ科、看護部と連係して、質の高い医療を提供していきます。どうぞよろしくお願いします。

久しぶりの更新・・・雑談

夏休み期間は手術も多く、ホームページに手をつける時間もありませんでした。

ぶらっと本屋に行ったら、奥田英朗さんの新作サイン本が売っていたので、買ってみました。秋の学会シーズンの準備が忙しくなるので、すぐに読めそうもないですが・・・

そこで本の話を少し

奥田英朗さんの作品では、『オリンピッックの身代金』という小説が好きです。戦後の混乱を書いた小説を読むと、親や祖父母が生きてきた時代の大変さを知ることができ、豊かで安定した現代への感謝の気持ちが湧いてきます。戦後と言えば、真藤順丈さんの『宝島』も沖縄問題を考える機会を与えてくれる良い作品です。

直木賞作家さんの作品はどれも楽しく読めます。ただ、ドラマや映画になってしまうと、そっちのイメージが出来上がってしまうので、本には手が出にくくなります。池井戸潤さんとか東野圭吾さんは本買う前に映像化されてしまう印象です。

個人的に好きな小説は、万城目学さんの『プリンセス・トヨトミ』と実は話がつながっている『とっぴんぱらりの風太郎』の2作です。万城目さんの作品は難解なものも多いですが、この2作は『世代を超えて大切なものを守ること』をテーマにしていて、お父さん的には感動しました。

皆さんも子育ての合間に、秋の夜長に、読書はいかがですか?

おおさか東線

大阪も春らしい日が増えてきました。インフルエンザの流行も一段落し、ボバース記念病院も落ち着いた日々を取り戻しております。

さて、先週3月16日にJRのおおさか東線が開通しました。ボバース記念病院の最寄駅である鴫野駅が便利になりました。

新幹線でお越しの患者さんの場合、これまでは新大阪→大阪→京橋→鴫野と乗り換えが多かったのですが、新大阪から乗り換えなしで鴫野に来ることができるようになりました。

JR淡路駅も阪急淡路駅と近いようですので、阪急沿線の方もおおさか東線を使うと便利かもしれません。

ちなみに、鴫野は『しぎの』と読みます。時々メールで、鴫野の読み方がわからないから行き方を検索できないと相談されることがあります。ボバース記念病院があるあたりは、昔は湿地帯で『しぎ』という鳥がたくさん居たことに由来するようです。

お子様の病状や治療について質問などございましたら、いつでもメールでご連絡ください。(メールアドレス:fuki8187@gmail.com)

 

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

京都在住の私は、自宅から徒歩圏の平安神宮に初詣に行ってきました。京都では八坂神社や伏見稲荷大社が有名ですので、平安神宮は意外と穴場です。

2018年は、4月から森之宮病院に勤務し、10月には法人再編でボバース記念病院に異動となり、慌ただしい1年でした。皆様にもご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

脳性麻痺だけでなく、先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)、臼蓋形成不全、ペルテス病、先天性内反足、骨形成不全症、二分脊椎など様々な疾患の手術治療を無事に行うことができました。

当院では、子どもの整形外科治療に慣れた麻酔科医・小児科医・看護師・理学療法士・作業療法士などが協力して治療を進めています。2019年も安全で適切な治療を行いたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

 

森之宮病院

新年度になり、皆様新生活の準備に忙しくされているでしょう。

私も昨日より大阪の 森之宮病院 小児整形外科 での勤務が始まりました。

これまでの経験を生かし、最新の治療を取り入れながら、

今後も子供たちのためにがんばりたいと思います。

これまで通り、メールで相談など受け付けています。

fuki8187 @ gmail.com まで。

3月中の受診予約

3月末で滋賀県立小児保健医療センターを退職することになりました。

申し訳ないのですが、すでに電話での外来予約枠はいっぱいになっております。受診や今後に関するご相談は問い合わせのメールアドレスへお願いします。

4月からは、大阪の森之宮病院で、引き続き小児整形外科医を続けます。森之宮病院での受診をご希望の場合は、直接電話で私の外来を予約していただくか、メールでご相談ください。

患者様にはご迷惑をおかけして、申し訳ありません。4月以降も心を込めて子供達の診療にあたります。