ペルテス病

ペルテス病は、子どもに発症する大腿骨頭壊死です。3歳から13歳くらいまで幅広い年齢で発症しますが、特に6〜8歳で発症する子が多いです。

最初は、膝や太ももの痛みを訴えることが多いです。また、跛行(足を引きずる状態)が続きます。痛みは数週間で治る場合もありますが、跛行は長期間改善しません。

診断は、レントゲンやMRIで行いますが、発症してから1か月以内は検査でもわからない場合があります。最初の検査で異常がなくても、症状が続く場合は、専門医の受診をおすすめします。

ペルテス病の治療には、装具と手術があります。7歳以上の場合や重症の場合は、手術の方が治療成績が良いとされます。

 

 

ペルテス病の装具治療

ペルテス病の手術治療