先天性内反足

生まれたときから足が内側に向いて変形している状態です。見た目がゴルフクラブのような変形であることから、英語では、clubfootと呼ばれます。

男の子に多く、半分くらいが両足例で、半分くらいが片足のみの内反足です。先天性内反足の約10%に他の病気を合併しているという報告があります。体の他の部分、特に脊椎や股関節に異常がないかどうかをチェックすることが大切です。

ポンセッティ法と呼ばれるギプス治療が一般的で、もっとも効果的な治療です。

治療はできるだけ早く開始したほうがよいとされていますが、手遅れになることはありませんので、お子様の体調が落ち着いた時期に小児整形外科専門医を受診して下さい。