夏休みやお盆休みをいかがおすごしでしょうか?京都では、8月16日に大文字を始めとした五山の送り火でご先祖さまをお見送りします。昨年までは、感染対策で中止や縮小されており、今年は久しぶりの完全な送り火が見られそうです。
スタッフの入れ替わりや感染症の流行で多忙な毎日を過ごしていたため、昨年度の業績が公開できていませんでした。ここ2年は、執刀医1名体制でやってきましたが、このあたりが確実な治療を提供できる限界かなと感じています。
最近は、足の変形に対する手術が増えています。脳性麻痺だけでなく、二分脊椎や多発性関節拘縮症、シャルコー・マリー・トゥース病などの神経筋疾患に対しても手術を行なっています。成人患者さんも入院できますので、成人期の脳卒中患者さんの手術を少しずつ増えています。成人期の麻痺に対する整形外科手術を行なっている施設が少ないので、少しでもお役に立てればと考えています。
脳性麻痺の上肢手術も積極的に行なっています。麻痺のある手の機能再建手術は、日常生活動作の中で手を使うことができる知的レベルがある患者さんに行えば、非常に効果的です。お困りの患者さんがおられましたら、受診やメール相談をご検討ください。
今年度も夏休み期間の手術が順調に終わりつつあります。今年は、屋上で子供たちと水鉄砲で遊ぶことなく夏が終わりそうです。(もう少しのんびり仕事してもいいのかもしれません。。。)引き続き安全な治療を心がけたいと思いますので、よろしくお願いいたします。