オンライン脳性まひ講演会

ボバース記念病院のオンライン脳性まひ講演会の告知です。2月1日から2月29日までの期間は、特別回として、過去の講演会から5回分を一挙再公開しています。お得です!

ボバース記念病院のホームページからお申し込みいただけば、視聴のための案内がメールで送られます。皆様、ぜひご参加ください。

異動に関するご報告

私は、2024年4月1日から星ヶ丘医療センター(大阪府枚方市)に異動することになりました。

小児整形外科とリハビリテーション科を管理する医師として勤務します。整形外科医もたくさんおられる病院で、麻酔科医や小児科医、リハビリ科スタッフも充実している施設ですので、新たなチャレンジができることを期待して、異動することにしました。現在診療している患者さんには、これまでと変わりない治療を提供できると考えております。

これまで診療してきた患者さんにはご連絡を差し上げる予定ですが、なにぶん人数が多いので、なかなか作業が進んでおりません。このホームページをご覧になった患者さんがおられましたら、メールか病院への電話でお問い合わせいただければと考えております。

ボバース記念病院についてですが、来年度は常勤整形外科医は不在となり、手術ができなくなります。装具診や整形外科外来は、非常勤医師が行うとのことですが、詳細はボバース記念病院にお問い合わせ下さい。

今後も子どもたちや障害のある方々のためのお役に立てるよう頑張りたいと考えております。

あけましておめでとうございます

2023年も医療従事者や患者さんのご家族など様々な方のご協力により、安全に小児整形外科治療を行うことができました。心より感謝しております。

小児整形外科を専門とする医師は、年々減少しています。少子化のスピードを超える勢いであり、将来の日本の小児整形外科医療が心配になりますが、私はコツコツと頑張っていこうと思います。4月には、小児整形外科認定医制度が開始されることが決まっており、若手医師が小児整形外科に注目する機会になればと考えております。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

第19回オンライン脳性まひ講演会

猛暑日が続き、疲れが溜まりますが、小児整形外科は夏休みモードでフル稼働しております。病院の屋上庭園に植えたミニひまわりやマリーゴールドがたくさん咲いてきました。入院中の患者さんやご家族はぜひ覗いてみてください。

本日は、ボバース記念病院の第19回オンライン脳性まひ講演会のご案内です。今回の演者は、荒井院長で、テーマは、小児期の頭部外傷、脳卒中、脳炎脳症のリハビリテーションです。脳性まひ患者さんにも繋がるところはあると思いますので、みなさん、ぜひご参加ください。申込はボバース記念病院ホームページからお願いします。

第18回オンライン脳性まひ講演会

梅雨に入り、台風も近づき、麻痺やてんかんがある患者さんにはつらい季節だと思います。6月1日からボバース記念病院主催の第18回オンライン脳性まひ講演会が始まりました。そんなつらい季節を乗り越えるために、当院理学療法士の山本裕子科長が『痙直型脳性まひ児のリハビリテーション 〜乳幼児期 お家での過ごし方〜』という演題で講演してくれます。本日より6月23日まで申し込みを受け付け、7月2日まで動画配信しております。ボバース記念病院ホームページより申し込みできますので、皆さん、ぜひご参加ください。

2022年度業績

今年は京都や大阪の桜の開花が早く、入学式を前に散り始めています。新年度に入りましたので、2022年度の業績を報告します。この3年間は、コロナ禍の影響を受けつつ、執刀医1名体制で運営してきたので、似たような数字になっています。小児の救急受診を断らずに受け入れてきたおかげで、骨折などの外傷の患者さんが増えました。今年度も安全に小児整形外科手術を提供していきたいと考えております。

今日は、看護部新人研修の整形外科講義を行いました。真面目に講義を聞く姿を見ると、大きな可能性を感じます。最初は至らないこともあるかと思いますが、将来のボバース記念病院を支えてくれるであろう人材を温かく見守ってあげてください。今年度もよろしくお願いいたします。

麻痺性股関節脱臼の記事更新

 インスタにやりすぎて、ホームページが疎かになっていまいたが、さすがに真面目な記事を書かないといけないなと連休中にがんばりました。

 脳性麻痺患者さんの中には、股関節が脱臼してきていると言われ、手術を勧められたが、悩んでおられる患者さんが多いです。股関節脱臼の治療にも適切なタイミングがあるので、悩みすぎると大事なタイミングを逃してしまうこともあります。股関節脱臼を放置すると、悲しくなるくらい辛い状態になる患者さんも経験しています。自分なりに切磋琢磨し、現在、ボバース記念病院では、脳性麻痺先進国に負けない股関節手術を提供できていると考えています。

 麻痺性股関節脱臼の記事を大幅に改訂して、詳細に記載しました。まだまだ不足がありますが、役にたてばうれしいです。ご質問やご相談、ご意見などメールでご連絡ください。

あけましておめでとうございます

2022年も新型コロナウィルス感染症の流行に振り回された1年でした。ようやく最近になり、終息への道筋が見えてきた気もします。ボバース記念病院も職員や患者さんの感染に右往左往しながら運営していましたが、なんとか大きなトラブルなく1年を終えることができました。

『おい、最近、インスタばっかりやっとるやないか!』という声が聞こえてきそうですが、直接の対話とホームページのような敷居の高い発信の中間で、気楽な発信手段として今年も継続したいと思います。

昨年もボバース記念病院小児整形外科は、コロナに振り回された1年でしたが、日程変更を繰り返しながら、なんとか予定手術を終えることができました。脳性麻痺の整形外科手術を中心に、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)や骨折、骨形成不全症などの骨系統疾患、二分脊椎(脊髄髄膜瘤)、成人脳卒中患者さんの手術など多岐に渡る治療に関わりました。ボバース記念病院のスタッフや患者さんのご家族の協力により、無事に治療できたことに感謝いたします。

今年もボバース記念病院小児整形外科は進化しながら、頑張っていきたいと思います。無理する必要はありませんが、皆様、自分なりに頑張る1年にしましょう!

インスタ始めてみました

コロナ第7波も落ち着き、いかがお過ごしでしょうか?皆様の生活のストレスも少し減っているかと思います。病院も感染者が減って、働きやすい状態になりましたが、ホームページにまとまった記事を書く余力がなく、なかなか更新できていません。

最近、インスタのフォロワーが何人いてすごいとか、いいねが何個ついたとか、よく聞こえてくるようになりました。『今?』と言われそうですが、おじさんはようやく気になり始めました。フォロワー10万人と聞くと、『まあ、すごいんやろうな』と思いますが、『いいね50個!』と聞いてもすごいのかどうかよく分かりません。

ということで、試しに自分でやってみることにしました。小児整形外科、ボバース記念病院、趣味のお菓子・パン・麺作り、安いワインをキーワードに発信してみたいと思います。まだ、システムもよく分かっていないので、アドバイスをお待ちしています。Instagramのユーザーネームは、kenichifukiageです。